輸血・再生医療部門

輸血・細胞治療室

設備紹介

自動輸血検査機器

自動輸血検査機器ECHO

米国血液銀行協会(American Association of Blood Banks:AABB)ガイドラインの標準検査法に準拠した機器で、血液型、不規則抗体、クロスマッチ(交差適合試験)を検査する事ができます。人為的な誤判定防止や業務の効率化を可能にした機器で、当院では2台体制で、24時間稼働しています。

保管室

血液製剤保管室

温度管理を行っている血液製剤専用の冷蔵庫と冷凍庫、自己血専用冷蔵庫2台、検体の冷凍保存を行うための冷凍庫5台を稼働しています。
造血幹細胞保存専用冷凍庫と共に、温度をコンピューター管理し、安全の確保に努めています。

ディープフリーザー(幹細胞保存専用冷凍庫)

ディープフリーザー(幹細胞保存専用冷凍庫)

血液細胞を保存するための専用冷凍庫です。
-150度まで温度を下げ、細胞の劣化を防ぎます。また、バックアップ機能を持ち、停電が発生した場合には液体窒素で温度の上昇を防ぐよう設計されています。
温度をコンピューター管理しており、不測の場合には24時間365日、輸血室の技師が対応を行っています。

自動血球洗浄機

自動血球洗浄機

赤血球製剤を輸血する前には、クロスマッチ(交差適合試験)を行います。
クロスマッチは輸血を患者さんに安全に投与できるか確認する試験です。この試験などを行う時に、赤血球を生理食塩水で洗浄する必要があり、本機を用いて洗浄します。当院では3台の自動血球洗浄機があります。

フローサイトメトリー

フローサイトメトリー

細胞を電気、光学、流れ方などの方法で測定します。一個一個の物質ごとに測定します。相対的な大きさや内部構造だけでなく、表面に発現している抗原を検査する事で様々な細胞を区別する事が出来る機器です。

クリーンベンチ

クリーンベンチ

クリーンベンチは簡易に無菌空間を作る装置です。精密ろ過した空気を循環させることによって無菌空間を作っています。当院では新生児や小児に血液製剤をクリーンベンチ内で分割して供給しています。

自己血採血ユニット

自己血採血ユニット

術前に自己血を採取する方は、こちらのユニットに座っていただき採血を行います。
テレビも完備されており、ゆったりした状態で採取を行う事が出来ます。

血液照射装置

血液照射装置

赤血球製剤を輸血する前には必ず放射線を照射します。より安全な輸血を実施するために必要な手順です。この手順を忘れると、輸血する血液の中にいる白血球が輸血された人を攻撃してくる事があります。これを移植片対宿主病(GVHD)と呼び、発症すると救命する事はほぼ困難となります。そのため、赤血球製剤に放射線を照射し、白血球の働きを無くす必要があります。現在ではこの照射により、GVHDの発症は見られなくなりました。

教育実習エリア

教育実習エリア

輸血室には医学生、研修医、検査技師などに輸血の講義と実習を出来るエリアを確保してあります。基本的な操作から各種認定試験を受験する方へのトレーニングが可能です。

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